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一 天文学研究

 近年の天文学の著しい進展に対応するため、昭和六十三年七月、東京大学東京天文台を大学共同利用機関として独立させ、文部省緯度観測所を統合して国立天文台を設置した。同天文台野辺山宇宙電波観測所では、五十七年度に建設された世界最高の性能の直径四五メートル大型宇宙電波望遠鏡等を駆使して、銀河系の構造、星間物質などの観測・研究で多くの研究成果をあげてきた。また、太陽フレア(太陽面爆発)の仕組みを解明する電波ヘリオグラフを平成三年度に完成させた。さらに、一五〇億光年彼方の宇宙の姿を探る世界最新鋭の口径八メートルの大型光学赤外線望遠鏡を持つ研究施設を初めて外国のハワイ島マウナケア山頂に設置するため、三年度から建設を進めている。他方、東京大学宇宙線研究所では、岐阜県神岡鉱山に設置されている水チェレンコフ宇宙素粒子観測装置を用いて、昭和六十二年に大マゼラン星雲で発生した超新星爆発によるニュートリノを世界で初めて観測するなどの成果をあげてきたが、研究の一層の推進を図るため、平成三年度から、より大型の観測施設の建設を進めている。

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-- 登録:平成21年以前 --