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四 スポーツ振興基金の創設

 我が国のスポーツの一層の振興を図るため、安定的・継続的な財源の下に、競技水準の向上と国民のスポーツの裾(すそ)野を拡大するための諸活動に機動的・弾力的に対応して援助を行うスポーツ振興基金を設置することは、スポーツ関係者をはじめ、国民が強く待ち望んでいた。

 一方、平成二年秋の北京におけるアジア大会を契機として、スポーツ関係者をはじめ経済界など各界の人々から、基金の早期設立の要請と民間からの資金拠出の表明が行われ、スポーツ振興基金創設の機運が高まった。

 こうした状況に対応し、二年度の補正予算において特殊法人日本体育・学校健康センターにスポーツ振興基金を設置するための政府出資金を計上するとともに、日本体育・学校健康センター法の一部改正を行い、二年十二月、スポーツ振興基金を設置した。

 スポーツ振興基金は、政府からの出資金二五〇億円と民間からの寄附金を加えて造成され、その運用益により、1)スポーツ団体の行う、競技水準の向上を図るための強化合宿、コーチの強化等への援助、2)競技水準の向上及び裾野の拡大を図るため、スポーツ団体の行う国際的・全国的な競技会、研究集会等の開催への援助、3)選手・指導者が安んじてスポーツに打ち込めるようにするため、選手・指導者のスポーツ活動に対する援助、4)未踏峰登山等スポーツの分野における国際的に卓越した活動への援助の各事業を行うものであり、三年度には一五億円の助成を行った。

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学制百二十年史編集委員会

-- 登録:平成21年以前 --