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コラム5

地域における様々なボランティア活動の実践事例の紹介

1羽幌(はぼろ)町子どもパトロール隊実行委員会(北海道羽幌町)
 近年,不審者による子どもたちへの事件や青少年の問題行動による事件が多く報道されています。このような事件は大都市だけの問題という認識がありましたが,実際に羽幌町においてもここ数年の間に発生が報告されており,地域として何らかの取組が必要であることから,保育所や学校,町内全戸にチラシを配付して注意を呼び掛けるとともに,ボランティアを募集して「羽幌町子どもパトロール隊」を発足させました。
 現在64名のボランティア登録があり,ボランティアの都合のいい時間を利用して町内パトロールを行い,併せて子どもたちへの声掛けを行っています。また,初めてパトロールを体験するボランティアもいることから,平成17年7月には羽幌警察署の協力を得て,パトロール隊員の研修会も開催しました。
 このパトロールは子どもたちを不審者などから守ることや問題行動を未然に防止するために実施していますが,地域の大人が地域の子どもたちに関心を持ち,見守るというもう一つの側面が大きな意味を持っています。このため,今後,活動を継続,拡大していきたいと考えています。

羽幌町における防犯ボランティアの様子
▲羽幌町における防犯ボランティアの様子

2戸沢村ボランティアサークル「STAFF(スタッフ)」(山形県戸沢村)
 戸沢村高校生ボランティアサークル「STAFF(スタッフ)」は,昭和54年に結成されました。現在,メンバーは25名で,地域内の様々な年齢層とかかわり合いながら自分たちで企画・立案した活動を実践しています。
 例えば,JRの駅周辺の清掃活動や村内16か所の自治公民館で行う「地域通学合宿」支援,一人暮らしの老人世帯を対象とした除雪ボランティア,街頭募金活動などが挙げられます。具体的な活動内容は月に一度行われる定例会で話し合われます。
 このサークルの特色は,高校生が地域の子どもたちと密接にかかわることで地域の頼れるお兄さん・お姉さんとしての役割を果たし,地域の人から必要とされる活発なサークルにしていこうとすることにあります。
 また,今年度から地元に就職した卒業生6名が高校生ボランティアOB会である「INSPIRE(インスパイア)」を立ち上げ,高校生ボランティアサークルへの支援・指導を行っています。

戸沢村JR駅周辺の清掃活動の様子
▲戸沢村JR駅周辺の清掃活動の様子

3乳幼児ふれあい体験教室「西予(せいよ)市ボランティアセンター」(愛媛県西予市)
 父母を対象とする「子育て教室」を開設するに当たり,父母の講習中に子守(1〜3歳の乳幼児)の必要があるため,中学生・高校生による子守ボランティア「乳幼児ふれあい体験教室」を講座と並行して行いました。
 初めのうちは父母と離れ泣きだす乳幼児が多く,参加した中学生・高校生たちは接し方がわからず不安を抱きました。しかし,遊び方を工夫したり,泣いていてもやさしく言葉かけをし続けるなどして,乳幼児に笑顔が見られるようになりました。
 中学生・高校生が「子守」を経験することにより,生命の大切さを体験し家族について考えたり,将来の職業について考える良い機会を持つことができたのではないかと思います。
(参加した高校生の感想文)
 『私は将来保育士になりたいので,今回の体験学習はすごく勉強になりました。とても楽しかったです。お母さんと離れている間,泣いている子がたくさんいて,どうしたらいいかよくわからなかったけど,友達と協力してどうにか泣きやませることができました。すごくほっとしました。これからもっと,もっとこういう体験をして,これからに生かして行きたいと思います。今日はすごく楽しい一日でした。ありがとうございました。』

西予市における子守ボランティアの様子
▲西予市における子守ボランティアの様子

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