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3 無形文化財の継承と発展

(1)無形文化財とは
 演劇,音楽,工芸技術,その他の無形の文化的所産で我が国にとって歴史上又は芸術上価値の高いものを「無形文化財」と言います。無形文化財は,人間の「わざ」そのものであり,具体的にはそのわざを体得した個人又は個人の集団によって体現されます。

(2)重要無形文化財の指定及び保持者等の認定
 文化庁は,無形文化財のうち重要なものを重要無形文化財に指定し,同時に,これらのわざを高度に体現しているものを保持者又は保持団体として認定し,我が国の伝統的なわざの継承を図っています。保持者などの認定には「各個認定」(この保持者がいわゆる「人間国宝」),「総合認定」,「保持団体認定」の3方式が採られています。
 平成17年8月には,芸能分野で「組踊音楽歌三線」(くみおどりおんがくうたさんしん),工芸技術分野で「鉄釉陶器」(てつゆうとうき)を重要無形文化財に指定し,それぞれ1名を保持者に認定(各個認定)するとともに,工芸技術分野において「紬織」(つむぎおり)「鋳金」(ちゅうきん)「竹工芸」(ちくこうげい)についてそれぞれ1名を保持者に追加認定(各個認定)しました。また,「雅楽」など3件の重要無形文化財の保持者の団体の構成員を追加認定(総合認定)しました。同年11月現在の指定・認定の状況は,各個認定に関する指定件数84件,保持者116人,総合認定・保持団体認定に関する指定件数25件,団体数25団体となっています。
 なお,文化庁では,重要無形文化財の各個認定の保持者(人間国宝)に対し,わざの錬磨向上と伝承者の養成のための特別助成金を交付するとともに,保持者の団体や保持団体などが行う伝承者養成事業に対して補助を行っています。

 
 
▲重要無形文化財「組踊音楽歌三線」
(くみおどりおんがくうたさんしん) 保持者 城間徳太郎(しろまとくたろう)
▲重要無形文化財「紬織」(つむぎおり)
保持者 佐々木苑子(ささきそのこ)作 「絵絣紬着物(えがすりつむぎきもの)(あき)秋つ方(かた)」
▲重要無形文化財「鋳金」(ちゅうきん)
保持者 大澤幸勝(おおぎわゆきまさ) (雅号大澤光民(おおぎわこうみん))

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