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5 地域におけるボランティア活動の推進

(1)心豊かな日本人の育成−奉仕活動・体験活動の重要性−
 核家族化や少子化,都市化などの進行に伴い,多くの地域でかつての地縁に基づく地域社会が変容し,個人と社会とのかかわりが薄らぐ中で,地域社会にかかわる様々な課題が生じてきています(参照:本章第1節1)。
 このような中,青少年が社会性や豊かな人間性などをはぐくんでいくため,発達段階などに応じた様々な奉仕活動・体験活動の機会を充実させることがますます重要になっています。こうした観点から,文部科学省においては,ボランティア活動をはじめとする奉仕活動・体験活動の充実に向けた取組を進めています。

(2)奉仕活動・体験活動の推進体制の整備等
 文部科学省では,子どもたちが行う様々な奉仕活動・体験活動の機会を大幅に拡大するため,これまで「地域と学校が連携協力した奉仕活動・体験活動推進事業」を実施してきました。
 この事業では,国,都道府県,市町村において,幅広い関係機関・団体と連携を図る「協議会」を組織するとともに,様々な活動の情報提供や相談対応・仲介などを行う「支援センター」を設置するなど,学校教育と社会教育を通じた青少年の奉仕活動・体験活動の推進を図ってきました。平成16年度の都道府県,市町村における「協議会」の整備実績は,1,061か所,「支援センター」の整備実績は1,262か所となっています。
 また,より多くの人々のボランティア活動への参加が促進されるよう,地域に密着したボランティア活動の先進事例を収集するとともに,「ボランティア活動推進全国フォーラム」(平成17年2月)を開催しました。

(3)地域におけるボランティア活動の推進
 平成17年度からは,国民一人一人が,日常的にボランティア活動を行い,相互に支え合うような地域社会の実現を目指して,地域におけるボランティア活動の全国展開を推進する「地域ボランティア活動推進事業」を新たに実施しています。具体的には,自己を確立し,成人となる基礎を培う段階にいる高校生を対象として多彩なボランティア活動を行う「高校生対象事業」や,子どもから高齢者までの地域住民全体を対象として地域の特色を活(い)かしながらボランティア活動を行う「市町村ぐるみの事業」などを実施しています。
 この事業をきっかけとして,これまでボランティア活動に参加してきた地域住民ばかりでなく,ボランティア活動に新たに興味を持った人や,これまで活動を行ったことのない人が実際に活動に参加するようになるなど,自主的・自発的にボランティア活動に取り組む人が増加することを期待しています。
 また,地域社会全体でボランティア活動を推進していく気運の醸成を図る事業として,子どもたちに親しみのあるアニメキャラクターを活用したポスターなどを作成し,子どもたちがボランティア活動に対する興味・関心を持ち,活動を行うきっかけづくりにつながるような「ボランティア活動広報啓発・普及事業」を新たに行っています。
 これらの事業を行うことによって,子どもから高齢者までの幅広い年齢層に対して,ボランティア活動への参加を積極的に促進しています。

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