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第2編   文教施策の動向と展開 第2編 文教施設
第12章  防災対策の充実
第1節  防災対策の基本的考え方


我が国における位置・地質・気象等の自然的条件により発生する地震災害,火山災害,風水害等あらゆる災害に対し,迅速かつ適切に対処するため,防災行政を総合的・計画的に推進することは,極めて重要である。

このため,文部省においては,次のような観点を基本とし,防災対策の充実に努めている。

1)学校等における児童生徒等の生命,身体の安全を図ること。
2)教育研究活動の実施を確保すること。
3)文教施設及び設備の防護・復旧に万全を期すること。
4)災害及び防災に関する科学的研究の推進を図ること。
5)被災者の救援活動に関し的確な連携・協力を行うこと。

これらの主旨を踏まえ,文部省は災害対策基本法及び大規模地震対策特別措置法に基づき,所掌事務に関する,総合的な防災対策の確立並びに災害予防対策,災害応急対策及び災害復旧・復興にわたる諸施策を総合的かつ計画的に推進することを目的とする「文部省防災業務計画」を策定している。

文部省防災業務計画は,平成7年7月「防災基本計画」【用語解説】の修正を受け,8年3月に阪神・淡路大震災の経験を踏まえた学校等の防災体制の整備,防災教育の充実,学校施設等の耐震性の向上,防災機能の強化対策等について修正を行っている。さらに,9年6月防災基本計画に事故災害対策編が追加修正されたことに伴い,大規模な事故による災害に対する留意点を新たに設けたことや,災害が発生した際,緊急に対処するため,文部省内に「災害応急対策本部」を設置できるよう定めるなど,大規模災害における対応を考慮したより具体的かつ実践的なものに修正を行い,文部省及び学校等における防災体制の一層の充実を図っている。

―方,学校等にあっては,都道府県及び市町村の地方防災会議等が防災基本計画,文部省防災業務計画等を基に地域防災計画を作成し,防災体制の整備充実を図ることとされており,その指導に努めている。

-用語解説-


〈防災基本計画〉防災基本計画は災害対策基本法に基づき,中央防災会議(会長:内閣総理大臣)が作成する我が国の防災に関する基本的な計画であり,各種防災計画の基本となるものである。この計画に基づき,各指定行政機関及び指定公共機関は防災業務計画を作成する。


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