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第2編   文教施策の動向と展開 第2編 文教施設
第10章  情報化の進展と教育・学術・文化・スポーツ
第2節  教育分野における取組
3  社会教育における情報化への対応


〜教育情報衛星通信を利用した生涯学習の支援〜マルチメディアの活用は,学習機会へのアクセスに対する時間的・地理的制約を大幅に緩和し,すべての人々に,より質の高い効率的な学習を可能にするものと期待されている。


(1) 「子ども放送局」

平成11年7月から,エル・ネット(教育情報衛星通信ネットワーク)を活用して「子ども放送局」からの番組配信を実施している。これは,14年度からの完全学校週5日制の実施に向けて,地域における子どもたちの活動の振興を図るために,文部省が11年度から実施している「全国子どもプラン(緊急3ケ年戦略)」の一環として取り組んでいるものである。

子ども放送局では,学校が休業となる土曜日に,全国各地の公民館・図書館・博物館・学校等の受信先の子どもたちに,スポーツ選手などのヒーロー・ヒロインや一流の科学者等が,夢や希望を直接語り掛ける番組などを提供している( 図2-10-4 )。

また,子ども放送局の番組内容や運営に関して,子どもたちの意見を反映させるため,広く一般の子どもたちの中から「子ども編集委員」を募集し,「子ども編集委員会」を定期的に開催している。


(2) 社会教育施設等の高度化・情報化

エル・ネット(教育情報衛星通信ネットワーク)では,子ども向けのプログラムのほか,マルチメディアを活用した遠隔講座等の実証的な調査研究として,大学等の公開講座等の多様な学習プログラムを全国の社会教育施設等へ配信し,その学習機能の高度化を推進している。

また,平成9年度から,図書館や博物館等社会教育施設の情報化や施設相互の連携強化を推進する先進的・モデル的な事業を実施し,その在り方を検討するとともに,事業の成果を全国的に普及することにより,社会教育施設の情報化・活性化の推進及び学習支援サービスの一層の充実を図る「社会教育施設情報化・活性化推進事業」等を実施している。

さらに,平成10年度から,だれもが,いつでもどこでも英語等に関する学習をすることができる環境の充実を図るため,社会教育施設や家庭における学習活動を高度なマルチメディア技術により支援する学習システムや,これに必要な学習教材の研究開発を行う「オンディマンド学習システム研究開発プロジェクト」を実施している。

図2-10-5  電子図書館システムの概念図


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