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第2編   文教施策の動向と展開 第2編 文教施設
第10章  情報化の進展と教育・学術・文化・スポーツ
第1節  情報化の進展と文教施策
1  情報化の動向


21世紀を目前にした今日,光ファイバーや通信衛星などを利用した情報通信基盤の整備は急速に進んでいる。アメリカで始まったインターネットは,その後国境を越えて世界中で利用され,今日,我々の日常生活における様々な分野に浸透しつつある。こうした高度情報通信社会の進展に伴い,インターネット等を活用した電子商取引,職場から離れた場所でも仕事を可能にするテレワーク,映像を含む患者情報を通信で送る遠隔医療診断,行政機関への申請・登録手続きを1か所で完了するワンストップサービスなどの実現や研究開発が進み,これまでの社会システムや生活様式に大きな変化をもたらした。

中でも文教分野においては,多様な情報への効率的なアクセス,距離や時間という制約を克服したコミュニケーション,さらには双方向での多彩な情報交流などを可能にする情報通信技術の利点を最大限に活用することにより,教育や学習といった人間の知的・創造的活動に飛躍的な広がりがもたらされるものと大いに期待されている。

同時に,ネットワーク上でだれもが情報の発信・受信・利用者になり得る今日,無意識のうちにプライバシーや著作権の侵害などを引き起こすおそれもある。国民一人一人が,情報や情報技術が社会生活に与える影響の大きさや,発信した情報に対する責任を自覚し,情報社会におけるモラル・ルールの意識を高める必要がある。


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