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第2編   文教施策の動向と展開 第2編 文教施設
第8章  文化立国を目指して
第3節  地域における文化の振興
5  登録美術品制度の実施


優れた美術品の美術館における公開を促進することにより,国民の美術品を鑑賞する機会を拡大することを目的とする「美術品の美術館における公開の促進に関する法律」が平成10年12月に施行され,同法に基づく「登録美術品制度」が創設された。

同制度は,人類共通の財産ともいうべき優れた美術品について,公開の意思を持つ個人や企業といった所有者からの申請に基づき,専門家の意見を参考にして文化庁長官が登録を行うものである。登録された美術品は,所有者と美術館の設置者との間で結ばれる登録美術品公開契約に基づき,美術館において5年以上の期間にわたって計画的に公開・保管されることとなっている。また登録美術品(相続開始時において既に登録を受けているもの)については,相続税の物納の特例措置がとられている。

平成11年9月現在,5件の美術品が登録美術品として登録されており,東京国立近代美術館及び高岡市美術館においてそれぞれ展示されている。文化庁では,引き続き同制度の普及に努め,登録美術品の増加により優れた美術品の鑑賞機会の充実を図ることとしている。

東京国立近代美術における登録美術品の展示風景


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