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第2編   文教施策の動向と展開 第2編 文教施設
第8章  文化立国を目指して
第2節  より高い芸術創造の世界へ
6  メセナ活動の支援


メセナとは,一般的には,「直接的な見返りを期待しない芸術文化支援」を指し,企業の社会貢献に対する関心の高まりや人々の芸術文化に対する関心を背景に,広く知られるようになった。

企業の出資等による芸術文化活動の支援を行う助成型財団については,相互の連携と関係機関との協力を図るため,芸術文化助成財団協議会が設置されており,現在23法人が会員となっている。

また,平成2年には,芸術文化活動支援を行う企業相互の連携を図ることを目的に(社)企業メセナ協議会が設立され,6年2月以降特定公益増進法人として認定されている。これにより,同協議会の助成認定を受けた芸術活動に対する寄附金について,税制上の優遇措置が適用されており,寄附が得られやすい環境が整えられている( 図2-8-6 )。10年度には,同制度を利用して,111件(平成9年度115件)の芸術活動が認定を受け,697社(同769社)から4億4,281万円(同8億6,555万円)の寄附が行われた。

近年の景気低迷の影響を受けて,企業によるメセナ活動も厳しい状況にあるが,その中で努力している企業も多い。また,地域単位のメセナ組織が設立されるなど,メセナ活動を実施する企業が首都圏から地方へ広がりを見せている。なお,平成8年3月には,各地のメセナ組織相互の交流,情報交換,協力を図るため「全国メセナ組織連絡会」が発足し,10年9月「全国メセナネットワーク」として組織化された。

図2-8-6  (社)企業メセナ協議会の助成認定事業


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