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第2編   文教施策の動向と展開 第2編 文教施設
第8章  文化立国を目指して
第2節  より高い芸術創造の世界へ
3  メディア芸術の振興


近年の技術の進展に伴って誕生したコンピュータ・グラフィックス,ゲーム・ソフト,インターネット・ホームページ等の新しいメディアを活用した芸術は,21世紀における新たな芸術の創造や我が国の芸術文化全体の活性化を促すものとして発展していくことが期待されている。また,映画やアニメーション,マンガは,これらの新しいメディア芸術の基盤として,その振興を図ることが課題となっている。

このため,文化庁では,メディア芸術の振興を図るための諸施策を「メディア芸術21」と位置付け,その一層の推進を図っている。


(1) メディア芸術の振興

新しいメディア芸術の振興を図るため,文化庁では,平成9年度から優れたメディア芸術作品の発表や顕彰の場である文化庁メディア芸術祭を開催している。また,10年度からは,インターネットを活用して創造活動を情報面から支援する文化庁メディア芸術プラザを開設している。

文化庁メディア芸術祭アニメーション部門大賞「ク ジラの跳躍」たむらしげる(監督・原作・脚本・イラストレーション) ◎1998  TAMURASHIGERU/MMF・BANDAIVISUAL

文化庁メディア芸術祭デジタルアート〔インタラク ティブ〕部門大賞「ゼルダの伝説 時のオカリナ」 宮本 茂(ゼルダの伝説 時のオカリナ開発チーム代表) 6)1998  Nintendo


(2) 映画芸術の振興

映画は,国民の生活の中に定着するとともに,総合芸術として重要な位置を占めてきた。

しかしながら,近年の邦画界は,国際映画祭に出品した作品が受賞したり,国内において興行的に成功する作品が発表されるなど明るい材料はあるものの,鑑賞人口や製作本数等は最盛期と比較すると大幅に減少しており,憂慮すべき状況が依然続いている。

このため,文化庁では,優れたシナリオ作品を顕彰するシナリオコンクールへの支援,独立プロ製作による映画作品の公開上映に対する支援,優秀映画作品の顕彰を引き続き実施することとしている。

また,我が国の映画芸術振興の拠点である東京国立近代美術館フィルムセンターにおいて,優れた近作日本映画の国際映画祭への出品支援や,貴重な映画フィルムの修復,映画製作専門家の養成等を実施するほか,芸術文化振興基金では,映画の製作費助成を実施している。


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