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第2編   文教施策の動向と展開 第2編 文教施設
第7章  心と体の健康とスポーツ
第4節  競技スポーツの振興
1  競技スポーツの意義と我が国の国際競技力の現状


競技スポーツは,競技水準の向上を主たる目的として行われるものであり,自己の可能性の追求や極限への挑戦という視点に立ったスポーツであると言える。長野オリンピック冬季競技大会やサッカーワールドカップフランス大会でも明らかなように,選手たちの極限へのひたむきな挑戦やその結果として生まれる記録は,すべての人に夢と感動を与え,スポーツに対する興味や意欲を高めることから,スポーツの振興や青少年の健全育成に大きく寄与している。また,競技スポーツは,同一ルールの下,言語の壁を越えて行うものであることから,諸外国との相互理解や友好親善にも大きな役割を果たしている。

このように,競技スポーツは,活力ある健全な社会の形成に寄与するものであり,人類共有の創造的かつ文化的活動の一つであると言っても過言ではない。

競技スポーツの発展を図るためには,我が国の国際競技力の向上を図ることが不可欠である。しかし,過去のオリンピック競技大会におけるメダル獲得数状況( 図2-7-7 )を見ると,主要先進国と比較した場合,我が国の国際競技力は長期的・相対的に低下している傾向にあると考えられる。このような現状を踏まえて,選手のジュニア期からの一貫指導,スポーツ医,科学を活用したトレーニング方法の確立,優れた指導者の養成や選手育成拠点の整備など,ソフト面とハード面が一体となった国際競技力向上システムを構築する必要がある。また,世界の競技力に伍していくため,我が国における国際競技大会の開催や大会への選手派遣などの国際交流に

長野オリンピックのスピードスケート男子500mで 金メダルを獲得した清水宏保選手

図2-7-7  オリンピック競技大会におけるメダル獲得状況

ついての支援を積極的に行う必要がある。


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