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第2編   文教施策の動向と展開 第2編 文教施設
第6章  学術研究の振興
第5節  学術研究に不可欠な情報や資料の整備
4  学術資料の整備



(1) ユニバーシティ・ミュージアムの整備

平成8年1月に学術審議会学術資料部会において,「ユニバーシティ・ミュージアムの設置について(報告)」が取りまとめられた。ここでは,大学等における学術研究活動により収集された動植物,化石等の学術標本を整理・保存,展示・公開するとともに,これら学術標本を対象に組織的に独自の研究・教育を行い,さらに,「社会に開かれた大学」の窓口として展示や講演会等を通じて人々の様々な学習ニーズにこたえることができる施設として,ユニバーシティ・ミュージアムの設置が提言された。

文部省ではこの提言に基づき,学術標本を活用した教育・研究実績,学術標本の保有・整理状況等を考慮しながらユニバーシティ・ミュージアムの整備を推進している。


(2) 生物遺伝資源の収集・保存・提供

近年のバイオサイエンスの著しい発展に伴い,生物学,医学,薬学,農学等の諸分野の研究推進に有用な生物遺伝資源の確保・保存体制の整備が必要となってきている。このため,大学等においては,研究上必要な各種生物系統の確保・保存等に努め,研究者の利用に役立てている。


(3) 動物実験施設の整備

医学,薬学,生物学等の研究においては,精度の高い動物実験が必要とされている。このため,文部省においては実験動物の研究開発や動物実験施設の整備を進めるとともに,科学的にはもとより,動物福祉にも配慮しつつ,適切な動物実験が実施されるよう,大学等に要請している。

また,平成9年7月に学術審議会学術資料部会が取りまとめた「遺伝子操作動物の保存と供給について(報告)」を踏まえ,10年度に熊本大学に遺伝子操作動物に関する保存・供給・開発等を行うセンターを整備した。


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