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第2編   文教施策の動向と展開 第2編 文教施設
第6章  学術研究の振興
第3節  若手研究者の養成・確保のために‐ポストドクター等1万人支援計画の推進‐


学術研究は,基本的には,個々の研究者の自由な発想と研究意欲を源泉とし,優れた研究者の存在があって初めて成果が期待できるものである。将来の学術研究の水準は,研究遂行の主体である研究者をどのように養成・確保するかにかかっている。特に,将来の研究の中核となることが期待される若手研究者の多くは,現在の研究の重要な担い手でもあり,柔軟な発想により,研究の新しい展開を生み出す可能性を持っている。このため,若手研究者の視野を広げ,資質・能力を高めることができるよう,研究者の流動性を高めるとともに,次代を担う独創的で優れた若手研究者を養成・確保していくことが重要である。

このような認識の下,平成8年7月に閣議決定された科学技術基本計画には,ポストドクター (博士課程修了者)等の若手研究者を約1万人支援する「ポストドクター等1万人支援計画」を12年度までに達成することが盛り込まれており,11年度においては,文部省,科学技術庁,厚生省,農林水産省及び通商産業省において対前年度1,415人増の1万187人のポストドクター等を支援することとしている。このうち,文部省では,全体の約7割に当たる7,127人(対前年度997人増)を支援することとしており,「ポストドクター等1万人支援計画」の推進において大きな役割を果たしている。

文部省では,以下の事業を「ポストドクター等1万人支援計画」に位置付け,その推進を図っている。


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