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第2編   文教施策の動向と展開 第2編 文教施設
第5章  社会教育の新たな展開を目指して
第5節  男め共同参画社会の形成に向けた学習活動の振興
2  女性の学習活動の充実


男女共同参画社会の形成に当たっては,男女平等意識の洒養を図ることも重要であるが,一方,個々の女性についても,自らの意識と能力を高め,政治的,経済的,社会的及び文化的に力を持った存在となること(いわゆる女性のエンパワーメント)が期待されている。平成11年6月に出された生涯学習審議会答申でも,「女性が地域,ボランティア活動,産業など様々な分野で政策や方針の決定に参画できるようにしていく必要がある。」とされている。

このようなことから,文部省では平成11年度から新規に「女性のエンパワーメントのための男女共同参画学習促進事業」を実施している。これは女性団体・グループが男性とのパートナーシップを図りつつ,男女共同参画の視点から地域社会づくり等に参画する事業を推進することにより,女性のエンパワーメントの促進に資するものである。11年度は15事業を委嘱した。

女性の学習機会の整備という点については,成人女性が自らの資質・能力の向上や生活上の課題解決を目指して学習することができるよう,市町村や婦人団体等が行う婦人学級の開設を奨励している。また,女性の能力の開発・向上やこれを支える地域の人々の男女平等意識の涵養を図るため,「女性の生涯学習促進総合事業」において,学習機会の整備や専門的な指導者の養成などを総合的に推進しており,文部省では,この事業を実施する都道府県・指定都市に助成を行っている。

さらに,女性の地位向上や多様な地域課題の解決に取り組む活動を展開している婦人団体について,文部省や教育委員会では,婦人団体の自主性を尊重しつつ,求めに応じて指導,助言,財政援助等を行っている。また,文部省では調査研究事業等に対する助成や国立婦人教育会館におけるリーダー養成,情報の提供を行い,婦人団体の育成に努めている。

婦人教育の指導者の育成については,教育委員会,婦人教育施設,婦人団体等において,資質向上を図る観点から各種の研修事業が行われている。


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