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第2編   文教施策の動向と展開 第2編 文教施設
第5章  社会教育の新たな展開を目指して
第2節  成人及び高齢者の学習の促進
2  高齢社会への対応


急速に進展する高齢化に対応し,今後,我が国が活力ある豊かな高齢社会への円滑な移行を図るためには,高齢者の学習機会の整備と社会参加活動の促進を図ることがますます重要となっている。

このため,文部省では,高齢者の生涯学習二一ズにこたえ,高齢者の生きがいのある生活を実現するため,従来から,公民館を始めとする社会教育施設などを拠点として高齢者を対象に行われる各種の学級・講座の開設や世代間交流等の事業の実施を奨励している。

具体的には,学習活動等を通じた高齢者の社会参加を総合的に推進するため,「高齢者社会参加促進総合事業」を実施しており,新しい高齢者の役割について考える機会として,広く国民を対象に「全国高齢者社会参加フォーラム」を毎年開催している。また,高齢者グループが独自に企画・開発して実施する上でのモデルとなる,社会参加活動への支援や高齢者を対象とした指導者養成講座の開設等を行う「高齢者社会参加活動支援事業」を実施する都道府県への助成を行っている。さらに,学習活動を通じて修得した知識・技術の支援や世代間交流,高齢者に対する学習機会の提供等を行う「高齢者の学習・社会参加活動推進事業」を実施する市町村に対し,助成を行っている。

1999年(平成11年)が「国際高齢者年」であることから,平成11年度からは,退職後間もないサラリーマンOB等に対し,多様なメディアを活用して,ボランティア活動など社会参加に関する相談・アドバイス等を行う「高齢者のボランティア活動相談事業」を実施し,高齢者の社会参加活動の一層の推進を図ることとしている。


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