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第2編   文教施策の動向と展開 第2編 文教施設
第3章  高等教育の多様な発展のために
  第3節 高等教育の整備充実
3  専門学校の整備充実



(1) 専門学校の現状と課題

専修学校は,社会の変化に対応した実践的な職業教育・専門技術教育等を行う教育機関として,昭和51年の制度発足以来,着実に発展してきた。特に,高等学校卒業程度を入学対象とする専修学校専門課程(専門学校と称する。)は,生徒数も平成11年5月現在約75万人に及び,量的にも我が国の高等教育の重要な一翼を担うとともに,多様な社会の要請と国民の教育二一ズにこたえ,高等教育の多様化・個性化を図る上でも重要な役割を果たしている。

一方,専門学校を取り巻く環境は・急速な環境の変化や技術革新の進展,18歳人口の急減など,大きく変化している。このような中で,専門学校は,その自由で弾力的な制度の特色を生かし,今後ますます高度化・複雑化する社会の二一ズに的確にこたえるとともに,情報化の進展や多様な学習ニーズに対応した教育内容の一層の充実を図っている。


(2) 情報化の進展や多様な学習ニーズへの対応

情報化の進展に対応し,多様な専修学校教育を幅広く展開することができるようにするため,専修学校において,多様なメディアを高度に利用して教室以外の場で授業を履修させることができるようにするとともに,様々な学習のニーズにこたえるため,入学前における大学・短期大学,高等専門学校,高等学校における授業科目の履修や,公開講座,公民館等の社会教育施設における学修,認定社会通信教育,技能審査,ボランティア,インターンシップ,外国の学校等における学修の成果など専修学校以外の学修成果もできるだけ幅広く認められるよう,専修学校設置基準の改正がなされたところである。


(3) 学習成果の適切な評価

また,専門学校における学修の成果については,専門士制度の創設のほか,学校教育法等の一部改正により平成11年度から,一定の要件を満たす専門学校卒業者の大学への編入学が認められることとなった。

さらに,専門学校卒業生の企業等における処遇や各種の国家資格の受験の際の取扱いについては,短期大学等卒業に相当する取扱いを受ける例がほとんどであるものの,今後一層の改善が期待される。


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