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第2編   文教施策の動向と展開 第2編 文教施設
第3章  高等教育の多様な発展のために
第2節  大学入学者選抜の改善
2  特色ある多様な入学者選抜の実現



(1) 各大学における入学者選抜の工夫改善

各大学の入学者選抜においては・それぞれの大学・学部の目的,特色や,専門分野等の特性に応じ,評価尺度を多元化・複数化し,受験生の能力・適性等を多面的に判定する方向で,工夫改善に努めることが重要である。このような観点から,近年,学力検査だけでなく,面接,小論文,実技検査,リスニング等を実施する大学や,推薦入学,帰国子女・社会人等を対象とする特別選抜を導入する大学が多くなってきている。

また,商学・工学・農学・水産学,家政学・看護学等に関する大学・学部が,職業教育を行う専門高校や総合学科の卒業生を対象に,その専門性に着目して一般の受験生とは別枠で受験させる専門高校・総合学科選抜が,平成8年度入試から導入され始めている。

なお,近年は一部の大学においてアドミッションズオフィスと称される入学者選抜のための組織を設け,通常の調査書以外に高等学校における活動を評価した書類,本人が書いた志望理由書や高等学校以降の活動報告書等を基に書類で時間をかけた審査を行うとともに面接を実施することによって多面的かつ総合的に評価する選抜を行うようになっている。


(2) 国・公立大学の受験機会の複数化の改善

国公立大学の受験機会の複数化を図るため,昭和62年度入試から「連続方式」(個別の大学がA日程又はB日程のいずれかの日程により,試験を1回実施する方式)が導入され,平成元年度入試からは,この方式に加えて「分離・分割方式」(個別の大学が学部の定員を分割し,試験を2回実施する方式)も併用されるようになった。その後,しばらくは「連続方式」と「分離・分割方式」が併存する複雑な制度となっていたが,国立大学は,9年度入試から,公立大学についても11年度入試から,「分離・分割方式」に統一されることとなった

図2-3-2  多様化が進む国公立大学の入試

( 図2-3-2 )。


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