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  刊行に寄せて

  中曽根   弘文   文部大臣

未来の担い手である子どもたちがたくましく心豊かに成長することは,21世紀を確固たるものとするための基本であります。世界的な大競争時代の中で,我が国が活力ある国家として発展し,科学技術創造立国,文化立国を目指していくためには,あらゆる社会システムの基盤となる教育について,不断に改革を進めていくことが不可欠となっております。

今日の子どもたちを取り巻く状況をみると,少子化や核家族化,都市化の進展に伴い,家庭や地域社会の教育力が低下したことを背景として,いじめや不登校,青少年の非行問題が深刻な状況となっております。また,受験競争の激化に伴い,学校教育が知識を―方的に教え込む教育に陥りがちになり,思考力や創造性,更には豊かな人間性を育む教育,活動が疎かになってきています。このような状況に対応するため,文部省では「教育改革プログラム」を策定し,教育改革の課題やスケジュールを明らかにしつつ,教育改革に積極的に取り組んでいるところであります。

文部省では,これらの教育・学術・文化・スポーツの全般にわたる文教施策を国民の皆様に紹介するため,毎年「我が国の文教施策」を刊行しております。

平成11年度は特集として「教育改革」を取り上げ,文部省が臨時教育審議会発足以降進めてきた教育改革について,学校を始めとして,家庭,地域社会,企業など幅広く関係の皆様のご理解を得るため,Q&A形式など様々な工夫を凝らして紹介いたしました。

本書が,文教施策の現状と課題に関して,国民の皆様のご理解をいただく―助となれば幸いです。

平成11年12月


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