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1部   心と体の健康とスポーツ
第2章   健康教育の充実のために
第1節   教科等における指導


学校における健康教育は、生涯を通じて健康で安全な生活を送るための基礎を培うという観点から、児童生徒の発達段階に応じ、「体育、保健体育」等の各教科はもとより、「道徳」、「特別活動」など教育活動全体を通じて実施されている。平成元年に改訂された学習指導要領においても、健康教育の充実が図られたが、現下の児童生徒の健康状況を考慮すると、これを一層充実するために、さらに、

1) 健康の大切さや体の発育・発達などの基礎的・基本的な事項の理解、
2) 健康的なライフスタイルの確立、
3) 深刻化する健康・安全に関する新たな課題への対応、
4) 心の健康の保持増進、

などの基本的な視点に基づいて改善を図ることが重要となっている。

このため、平成10年7月の教育課程審議会答申では、「各学校段階・各教科等を通じる主な課題に関する基本的な考え方」として、生涯にわたり心身ともに健康な生活を送るための基礎的な健康や体力をはぐくむことが極めて重要であり、「体育、保健体育」、「家庭、技術・家庭」などの各教科、「道徳」、「特別活動」及び「総合的な学習の時間」で、体験的な活動等を通して、健康の大切さや自分の体に気付き、広く健康の課題に対処できるように指導を充実する必要があると指摘されている。

同答申を受けて、文部省では、教科「体育、保健体育」の内容の改善を図り、新たに小学校3年生から保健の内容を指導することとし、自らの健康を適切に管理し、心の健康の保持増進、望ましい食習慣の形成、生活習慣病の予防、薬物乱用防止などの課題に適切に対処できるように、学習指導要領の改訂を行うこととしている。

また、同答申では、教科「家庭、技術・家庭」における栄養を考えた食生活に関する指導を重視し、「特別活動」の一つの領域である「学級活動」で心身の健康や学校給食の指導を充実するとともに、新たに設けられる「総合的な学習の時間」でも、学校や地域の実態に応じて健康に関する指導が実施できるようにすることを指摘している。


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