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2部   文教施策の動向と展開
第2章   生涯学習社会の構築を目指して
第3節   学習機会の拡充
1   学校教育における生涯学習機能の拡充


生涯学習の振興における学校教育の意義・役割としては、初等中等教育から高等教育までの各段階を通じて、次の3点が重要である。

第一は、学校教育そのものが生涯学習における重要な学習活動の場であることである。生涯学習とは学校外の学習活動を意味する、という誤解も一部にあるが、学校教育は、生涯学習の中で極めて重要な部分をなすものである。

第二は、生涯にわたる学習活動の基盤を培うことである。人々が生涯にわたって学習活動を続けていくための意欲や態度を育成することが重要である。

このため、学校教育においては、新しい知識を学んだり、発見したりすることの楽しさを体験させるような教育を進めることが必要であり、現行の学習指導要領においては、「自ら学ぶ意欲と社会の変化に主体的に対応できる能力」、すなわち自己教育力の育成が基本方針の一つとされている。各学校においては、基礎・基本を重視し、個性を生かす教育を行うとともに、自己教育力をはぐくむ指導の充実が図られている。

第三は、職業人・主婦・高齢者などの幅広い人々を対象として、学校教育へのアクセスの拡大や社会教育的事業の実施を進めることにより、より広く学習機会を提供していくことである。

これらのことから、人々に多様な学習機会を提供していくため、文部省は、学校教育の分野において、

1) 生涯学習時代に向けた大学改革、
2) 新しいタイプの学校の整備、
3) 地域に根ざした小・中・高等学校、

という視点に立って施策を展開し、生涯学習機能の拡充を図っている。その内容については、本節の2から4において詳述する。


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