ここからサイトの主なメニューです
前(節)へ  次(節)へ
2部   文教施策の動向と展開
第8章  体育・スポーツ及び健康教育の振興
第6節  健康教育の充実
3  エイズ教育の充実


エイズは,近年,世界各国で爆発的に増加し,我が国においても10歳代,20歳代の若い世代にも感染が広がりつつあることが指摘されており,今後の急激な蔓延を防ぐための予防対策が緊急の課題となっている(2-8-2 , 3 )。

国においては,エイズ問題総合対策大綱を定め,重点対策として学校教育における啓発を始めとする種々の対策を講じていくことにしている。文部省では,保健体育,特別活動,道徳を始めとする学校教育活動全体を通じてエイズ教育を推進するよう指導している。エイズ教育においては,エイズの概念,感染経路,予防方法等について正しい知識を習得させることによりエイズを予防する能力や態度を養うとともに,エイズに関する偏見や差別を除き人間尊重の精神を育てることとしている。

2‐8-2  我が国におけるエイズウイルス感染者(患者を含む)届出数の年次推移

2‐8-3  が国におけるエイズウイルス感染者の年齢構成(平成4年12月末現在)

文部省では,エイズ教育を推進するため,1)高校生用教材の作成及び高校生全員への配布,2)高校生用ビデオ教材の全高等学校への配布,3)小・中・高等学校教師用指導資料の作成・配布,4)教職員等を対象とする研修会やシンポジウムの開催などを実施してきている。平成5年度には,1)中学生用教材の作成・配布,2)新高等学校1年生への教材配布,3)教職員に対する研修,4)47都道府県におけるエイズ教育推進地域の指定による実践研究などを実施することとしている。


前(節)へ  次(節)へ

ページの先頭へ   文部科学省ホームページのトップへ