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2部   文教施策の動向と展開
第7章  社会教育の振興
第5節  女性の学習と社会参加の促進
2  学習機会の整備



(1) 学習機会の提供

文部省では,「社会教育活動総合事業」の中で,市町村や婦人団体等が開設する婦人学級に対して助成している。婦人学級では,成人女性が自らの資質・能力の向上や生活上の課題解決を目指して学習しており,この中には,男女の固定的な役割分担意識の払拭を目指す「婦人問題学習講座」や,主として子育て等を学習する「婦人の職業生活準備セミナー」などがある。平成3年度に開設された学級数は約3万学級であり,約148万人が参加した。

都道府県・指定都市が大学等と連携して行う「女性の生涯学習促進事業(ウィメンズ,ライフロング・カレッジ)」は,女性学,国際理解,家庭教育カウンセリングのコース等,より高度で専門的な学習機会の提供を行っており,平成4年度は28県2市に対し助成を行った。


(2) リーダーの育成

各種の学習活動の推進のため,教育委員会,婦人教育施設,婦人団体等が,婦人教育指導者の資質向上を図る各種の研修事業を行っている。


(3) 婦人教育施設の整備

婦人教育施設は,婦人教育関係者や一般女性のための各種の研修,交流,情報提供等の事業を行うとともに,婦人団体等が行う各種の婦人教育活動の拠点として,女性の資質,能力の開発や知識・技術の向上を図ることを主目的に設置された施設である。文部省では,国立婦人教育会館を設置するとともに地方公共団体が広域的な婦人教育施設を整備する事業に対して助成を行っている。平成4年4月現在,婦人教育施設は215館(国立1館,公立164館,私立50館)設置されている。

国立婦人教育会館は,各種の実践的な研修や,「青年男女の固定的な性別役割分担意識是正のためのプログラム研究」等の婦人教育・家庭教育に関する専門的な調査研究,各種国際会議などを実施している。また,現在,全国の婦人教育施設等とのオンライン化による,国内外の女性学習情報ネットワーク形成を推進するとともに,平成5年度から研究員を新たに配置し,研究体制の一層の充実を図っている。


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