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2部   文教施策の動向と展開
第3章  初等中等教育の改善・充実
第2節  教育の内容・方法の改善
4  読書指導の充実


今日,社会の情報化が進展する中で,氾濫する情報の中から児童生徒自ら必要な情報を収集,選択,活用する能力がますます必要とされる一方,児童生徒の読書離れ,活字離れといった事態も指摘されている。

こうした状況の中で,学校教育においては,児童生徒の読書活動を充実することによって,自ら主体的に学ぶ意欲や情報を活用したりする能力を育むとともに,その豊かな感受性及び人間性を育成することが極めて重要になっている。

このため,新学習指導要領においては,学校図書館を計画的に利用し,その機能の活用に努めることや読書意欲を高めることなど読書活動に関する内容についても所要の改善を図った。

また,読書指導の充実を図るため,司書教諭講習会を毎年実施するとともに,学校図書館研究協議会の開催などの施策を講じている。

さらに,平成5年度には,学校図書館の蔵書数の整備目標として「学校図書館図書標準」を設定し,今後,5年間でこの標準に示す蔵書水準まで整備する「学校図書館図書整備新5か年計画」を策定し,その整備に要する経費については,地方交付税において措置することとし,5年間に総額で約500億円を見込んでいる。

また,平成5年度から児童生徒の読書意欲の高揚を図る指導方法に関する研究に着手するとともに,今次の教職員配置改善計画において,学校図書館の充実を図る観点から事務職員の複数配置が進むよう,配置基準の改善を図った。

文部省としては,今後とも,これらの施策の充実に努め,読書指導の一層の充実を図っていくこととしている。


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