ここからサイトの主なメニューです
前(節)へ  次(節)へ
1部   文化の振興
第2章  芸術文化の向上と普及のために
  第7節 時代の変化に対応する著作権
1  社会の変化に応じた制度の改善


著作権制度は,小説,絵画,音楽,映画,コンピュータ・プログラム等の創作者(著作者)や,実演家,レコード製作者,放送事業者及び有線放送事業者の権利(著作権,著作隣接権)を定め,これらの者を保護し,新たな著作物の創作を支援することにより,我が国の文化の発展に寄与することを目的としている。我が国の著作権制度は,明治32年の著作権法の制定に始まり,同法は昭和45年に全面改正されて現在に至っている。

また,著作権制度に関しては,世界各国における国際的な著作物利用に当たっての権利保護を図るため,著作権等に関する多数国間条約が制定されており,我が国はその主要な条約すべてに加盟している。

著作権制度については,技術革新等による著作物利用形態の多様化,社会経済情勢の変化及び著作権制度をめぐる国際的な動向等を考慮して,権利者と利用者との間の適切な関係を構築していくことが重要である。

このような観点から,文化庁ではこれまで,逐次,時代に適合した著作権制度の改善に努めてきているところであり,特に過去10年間においては,貸与権の創設,コンピュータ・プログラムやデータベースの保護の明確化,有線放送事業者の保護など,7回にわたる法改正を行っている。平成4年の臨時国会では,従来自由かつ無償とされていた家庭内等における私的な録音録画について,デジタル方式の機器・記録媒体によるものについては,著作権者等に対して補償金を支払うこととする制度(私的録音録画補償金制度)を導入する著作権法の一部改正を行った。この制度は平成5年6月1日から実施されている (表1-2-11)。

1-2-11  最近の著作権法の主な改正等の概要


前(節)へ  次(節)へ

ページの先頭へ   文部科学省ホームページのトップへ