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1部   文化の振興
第2章  芸術文化の向上と普及のために
第1節  より高い芸術創造を目指して
7  新しい国立劇場の設立


昭和41年に設立された国立劇場は,我が国の伝統芸能の保存及び振興を目的としたものであるが,さらに,現代舞台芸術の振興を図るための施設を設置することが,芸術文化関係者の永年の願いとなっている。

新たに設立しようとする第二国立劇場(仮称)は,特殊法人日本芸術文化振興会が設置主体となり,四面舞台を持つ主としてオペラ,バレエのための大劇場,同様に四面舞台を備え,演劇,現代舞踊等の公演を中心に使われる中劇場,及びオープンステージ形式など新しい試みの現代舞台芸術の公演に使われる小劇場を有するものであり,完成の暁には,国際的にも屈指の劇場となり,我が国舞台芸術振興の中核として,また,国際文化交流の拠点として大きな役割を果たすことが期待されている。

同劇場は,平成9年2月に東京工業試験所跡地(東京都渋谷区本町)に竣工予定であり,建設用地及びその周辺街区を立地にふさわしい文化的な雰囲気のある街区とするため,日本芸術文化振興会と隣接する地権者が共同して一体的に整備することとしている。第二国立劇場(仮称)の管理運営については,第二国立劇場設立準備協議会の提言を受けて,芸術家等の創意工夫を生かした弾力的な運営を図るため,平成4年6月に財団法人の設立発起人会が開催され,平成5年4月に財団法人第二国立劇場運営財団が設立された。

本財団は,設置者である日本芸術文化振興会から委託を受け,第二国立劇場(仮称)の施設において現代舞台芸術の公演等を行うとともに,併せて同劇場の管理運営を行う。当面は,平成9年度の開場に向けて,開場記念公演(いわゆる柿落し公演)の企画,制作を始め,毎年の公演計画の策定,優れた劇場の運営スタッフの確保等各般にわたる準備が具体的に進められることになっている。

なお,同劇場の設立準備と関連して,平成5年度より,舞台芸術専門家や芸術文化団体等に芸術家・団体等の状況や劇場の情報等を提供するための舞台芸術情報システムの在り方に関する調査研究を行っている。

第二国立劇場(仮称)完成予想図


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