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第2章   昭和50年代前期の教育施策の動向
第1節  初等中等教育における教育施策
1  教育課程の改善
(1)  小・中学校の学習指導要領の改訂等


小・中学校の新学習指導要領は,1)道徳教育や体育を重視して知・徳・体の調和のとれた人間性豊かな児童・生徒の育成を図ること,2)各教科の指導内容を基礎的・基本的な内容に精選し,これらの事項を確実に身につけさせることを通して,創造的な能力の育成を図ること,3)各教科の標準授業時数を削減してゆとりのある学校生活を実現するとともに,学校が授業時数の運用に創意工夫を加えることができるようにすること,更に,4)各教科等の目標及び指導内容を中核的な事項にとどめ,学校や教師の自発的な創意工夫を加えた指導が十分展開できるようにすることを方針として改訂された。

小学校における各教科等の編成は,従前どおりであるが,低学年においては,児童の具体的かつ総合的な活動を通して知識・技能の習得や態度・習慣の育成を図るという観点から,二つ以上の教科の関連深い目標や指導内容を合わせて指導するという合科的な指導を従来以上に推進することになつた。また,中学校における各教科の編成は,必修教科は従前どおりであるが,生徒の進路,特性等を考慮して,選択教科の範囲を広げることとし,「音楽」,「美術」,「保健体育」,「技術・家庭」,「外国語」及びその他特に必要な教科とした。

2-1  週当たり授業時数

(2)中学校

また,学校の教育活動にゆとりがもてるようにするとともに,学校が創意工夫を生かした教育活動を行うことができるようにするため,小・中学校の年間授業時数を,2-1 のとおり改正し,各教科の標準授業時数を小学校の第4学年で週当たり2時間,第5〜6学年で4時間,中学校の第1〜2学年で4時間,第3学年で3時間削減している。


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