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第2部   文教・科学技術施策の動向と展開
第1章 生涯学習社会の実現へ

トピックス 特集記事

1 地域づくり支援室

 地域経済の活性化と地域雇用の創造を推進するため,平成15年10月に内閣に地域再生本部が設置されるなど地域再生が大きな課題となっています。このような中,文部科学省では,教育,文化及びスポーツの振興による地域づくりを積極的・総合的に推進するため,「地域づくり支援室」を設置しました。

2 中央教育審議会「大学入学資格検定の見直しについて」(答申)

 各大学の個別審査で大学の受験資格が認められるようになったことなどを踏まえ,「大学入学資格検定」は,合格者に大学入学資格を付与する機能を維持する一方で,より広く活用される試験にするために,平成17年度から「高等学校卒業程度認定試験」と変わります。

3 若者自立・挑戦プランの強化に向けて

 依然として高い若年失業率・増加するフリーター・無業者に対する施策の重要性を強く認識し,文部科学省では,「若者自立・挑戦プラン」の強化に向けた取組等を積極的に推進していくこととしています。

トピックス1 地域づくり支援室

〜教育,文化,スポーツを通じた魅力と特色あるまちづくりを応援します〜

 文部科学省では,教育,文化及びスポーツの振興による地域づくりを積極的・総合的に推進するため,平成16年1月,「地域づくり支援室」を設置しました。

 これは,平成15年10月,内閣に地域再生本部が設置され,政府,地方公共団体,民間事業者等の関係者が一丸となって地域再生に向けた取組を推進することとなり,これを受けて新たに設置したものです。

 この「地域づくり支援室」は,文部科学省(生涯学習政策局,初等中等教育局,高等教育局,スポーツ・青少年局,文化庁)の職員及び12名の「地域づくり支援アドバイザー」(外部の地域づくりの専門家)から構成され,新たな地域づくりのための施策の企画の提案や,市町村等からの要望等の把握,相談対応,専門家の派遣,関係機関との仲介支援,地域づくりの取組の全国への普及などを行っています。

 設置以来,地方公共団体や大学,NPO等から毎月多くの相談をいただいており,当室の利用をきっかけとして,文部科学省の関連施策を活用し,地域の歴史・文化・景観等を生かしたまちづくりや,大学と地域の連携を進めるための拠点の構築など,地域づくりに向けた新たな取組を始める地方公共団体やグループなども出てきています。今後市町村等の地域づくりの取組がますます盛んになるよう,いつでも相談等に対応できる総合窓口として機能の強化を図っていきます。

 なお,科学技術・学術の分野は,「地域科学技術振興室」が窓口となっており,相互に連携・協力を図っています。また,上記専門家で構成された地域づくり支援アドバイザー会議は,平成16年8月23日に,地域づくりの推進に必要となる具体的な方策について「地域を活性化し,地域づくりを推進するために―人づくりを中心として―」を提言として取りまとめました(提言の内容については,http://www.mext.go.jp/a_menu/shougai/chiiki/index.htmを参照)。

▲「地域づくり支援室」ポスター

▲相談コーナ

トピックス2 中央教育審議会「大学入学資格検定の見直しについて」(答申)

 平成15年9月に大学入学資格が弾力化され,大学による個別審査などが導入されたことに伴い,10月に文部科学大臣から中央教育審議会に対して「大学入学資格検定の在り方について」の諮問がなされました。

 この諮問を受け,中央教育審議会では,教育制度分科会の下に大学入学資格検定部会を設けて審議を行い,平成16年8月6日に答申が提出されました。今後,答申を踏まえ,文部科学省は平成17年度からの高等学校卒業程度認定試験の実施に向けて,関係規程を整備するとともに,地方公共団体や経済団体等の関係機関などへの周知を図っていくこととしています。

 答申の内容は,以下のとおりです。

大学入学資格検定の見直しについて(答申)のポイント

トピックス3 若者自立・挑戦プランの強化に向けて

 政府は,依然として高い若年失業率,増加するフリーター・無業者に対する施策の重要性を強く認識し,平成16年6月に閣議決定した「経済財政運営と構造改革に関する基本方針2004」において,「若者自立・挑戦プラン」(参照: 本章第4節 )を更に強化し,その具体策をアクションプラン(行動計画)として16年中に取りまとめることとしました。また,これを踏まえて,「若者自立・挑戦戦略会議」において,文部科学大臣,厚生労働大臣,経済産業大臣,経済財政政策担当大臣の4大臣に新たに内閣官房長官が加わり,同月,「若者自立・挑戦プランの強化の基本的方向」を取りまとめました。この基本的方向において,今後新たに取り組むこととした施策は以下のとおりです。

{1}学校段階からのキャリア教育の強化(ものづくり体験等),専門的職業人の育成
{2}フリーター・無業者に対する働く意欲の涵かん養よう,向上等
{3}成長分野を支える人材育成の推進
{4}企業内人材投資の促進
{5}誰でもいつでも能力向上を行う機会の提供(草の根eラーニング ・システムの導入)
{6}国民各層が一体となって取り組む国民運動の推進

 文部科学省では,この基本的方向を踏まえ,今後,学校段階からのキャリア教育の強力な推進,専門高校等における将来の専門的職業人の育成,eラーニングを活用した人材の育成等に重点的に取り組むこととともに,引き続き「若者自立・挑戦プラン」に基づく従来からの取組を着実に推進します。

◆文部科学省における若者自立・挑戦プランの強化のポイント


* eラーニング

 時間や場所に関係なく,インターネットなどを介して,必要な知識や技術を習得するための手段・方法。


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