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第2部   文教・科学技術施策の動向と展開
第1章  生涯学習社会の実現へ
第1節  生涯学習推進体制の整備
1  生涯学習の意義


 いわゆる学歴社会の弊害の是正や,心の豊かさや生きがいのための学習意欲の増大,社会経済の変化への対応が求められている中,「人々が,生涯のいつでも,自由に学習機会を選択して学ぶことができ,その成果が適切に評価される」ような生涯学習社会の構築を目指していくことが重要な課題となっています。

 これらの学習需要に的確に対応していくことは,学習者自身の技能・経歴の向上のほか,社会制度の基盤である人材育成にもつながり,社会・経済の発展にも寄与するものです。

 生涯学習は,学校教育や社会教育の中で,意図的・組織的な学習活動として行われるだけではなく,スポーツ活動,文化活動,趣味,レクリエーション活動,ボランティア活動などの中でも行われるものです。また,活動の場も,家庭,大学などの高等教育機関,小・中・高等学校等の初等中等教育機関のほか,公民館,図書館,博物館,文化施設,スポーツ施設,カルチャーセンター,企業・事務所など多岐にわたっています。このように,生涯学習は,人々の生涯を通じて,多様な場で展開される多様な学習活動を包含する中心概念ということができます。


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