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第2部   文教・科学技術施策の動向と展開
第8章  スポーツの振興と青少年の健全育成に向けて
第2節  学校体育・スポーツの充実
2  運動部活動の充実



(1) 運動部活動の意義

 運動部活動は,学校教育活動の一環として,スポーツに興味と関心を持つ児童生徒が,教員などの指導の下に,自発的・自主的にスポーツを行うものであり,より高い水準の技能や記録に挑戦する中でスポーツの楽しさや喜びを味わい,学校生活に豊かさをもたらす意義を有しています。

 また,運動部活動は,体育の授業で得た興味・関心,技能などを発展・充実させるとともに,生涯にわたりスポーツに親しむ能力や態度を育て,併せて,体力の向上や健康の増進を図るものです。さらに,学級や学年を離れて生徒が活動を組織し展開することにより,生徒の自主性,協調性,責任感,連帯感などを育成し,仲間や教員(顧問)と密接にふれあう場としても大きな意義を有しています。

 このため,文部科学省では,平成13年度から「部活動わくわくプラン21」を実施し,運動部活動の充実を図っています。この中で,都道府県が行う運動部活動への外部の指導者の活用や運動部活動の顧問の教員に対する研修などの事業を支援しています。また,運動部員や地域住民が交流できるクラブハウスの整備や学校の運動場の芝生化も積極的に推進しています。


(2) 今後の運動部活動の在り方

 近年の児童生徒数の減少に伴い,運動部活動が1校で維持できないような状況も一部に生じており,こうした状況に対応し,地域によっては,複数校による合同の運動部活動などの取組が既に進められています。

 また,児童生徒の多様なスポーツ活動の機会を確保し,生涯スポーツの基礎を培う観点から,児童生徒の志向の違いに対する配慮や,シーズン制,複数種目制など活動の多様化を図ることも重要です。さらに,地域スポーツとの関係では,児童生徒の多様なスポーツニーズにこたえ,児童生徒と地域住民との交流を深めていくという観点から,地域や学校の実情に応じて連携を深めていくことが望まれます。例えば,地域の優れた人材を外部指導者として活用したり,地域のスポーツクラブや公立・民間スポーツ施設との連携・交流を進めることなどが考えられます。

 このため,文部科学省では複数校合同の運動部活動など運動部活動についての実態調査を行い,運動部活動に伴う様々な課題について検討するとともに調査報告書を作成して,各都道府県及び市町村に配布し,運動部活動の充実に役立ててもらうこととしています。

 また,指導主事や教員などを集めた研究協議会を開催し,運動部活動の適切な運営や指導の在り方についての情報交換や研究協議を行っています。


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