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第1部 第3章 第4節 3 グローバル化に対応する知的財産戦略

 グローバルな競争の激化、新興国の激しい追い上げの中で、我が国が他国の追随を許さない国際競争力を有する技術を持ち続けるためには、常に科学技術によるブレークスルー、すなわち知的財産の革新的な創造が必要であり、そしてそれを適切に保護・活用していくことが喫緊の課題となっている。特に、国内のみならず諸外国においても質の高い知的財産権の確保がとりわけ重要である。
 知的財産政策と研究開発政策は緊密な連携を図っていくことが必要であるため、研究開発プロジェクトの政策立案、推進にあっては、知的財産の観点を含めた政策立案を推進するとともに、知的財産戦略を構築するための人材としての知財プロデューサーを投入し、知財プロデューサーとなり得る人材のデータベースの構築を図る必要がある。
 また、ポストドクター等の若手研究人材に対してTLO、大学知的財産本部、大学発ベンチャー、ベンチャーキャピタル等でOJTの研修等を通じて研究開発成果、特に先端技術分野の研究開発成果を国際的な知的財産に、更に知的財産を事業に結び付けるための能力開発を行う取組を支援する必要がある。
 我が国が激しい国際競争を勝ち抜いていくためには、より大きな波及効果が期待される独創的な基礎研究、すなわち先端分野の研究を数多く行っていく必要がある。例えば、iPS細胞等に代表されるような画期的技術の研究開発や実用化促進のためには、知的財産面からの必要な支援を迅速に行うとともに、先端技術に強く国際性のある知的財産人材の育成を加速する必要がある。

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