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刊行に寄せて

文部科学大臣 小阪 憲次

 天然資源の乏しい我が国が、戦後の荒廃からいち早く立ち直り、今日の繁栄を築き上げる上で、科学技術は大きな役割を果たしました。今日では、科学技術は社会の隅々に浸透しており、私たちの日々の生活も科学技術との関わりなくしては成り立たないといっても過言ではありません。このような科学技術は、これからの社会において、どのような役割を果たしていくべきでしょうか。

 「知の世紀」といわれる21世紀において、我が国が、地球環境問題の顕在化や、少子高齢化などの課題に対応し、国際的な厳しい競争の中で今後も持続的な発展を遂げていくためには、科学技術の役割はますます大きくなるものと考えられます。

 本年3月には、「社会・国民に支持され、成果を還元する科学技術」を基本姿勢とする第3期科学技術基本計画が閣議決定されました。この基本計画では、平成18年度からの5年間で、政府研究開発投資の総額の規模を約25兆円としていますが、我が国の厳しい財政状況下で、科学技術政策を着実に進めて科学技術を振興していくためには、国民の皆様のご理解とご支援をいただくことが欠かせません。

 このため、今回の科学技術白書では、人口減少・少子高齢化とおいう我が国社会が直面している課題に科学技術がどう対応し、国民の皆様の期待に応えて活力ある豊かな社会を築いていくかという観点から、科学技術の果たすべき役割と現状を紹介するとともに、ビジュアルで、資料として活用でき、いつも手元に置きたくなるようなものを目指しました。

 本書が、国民の皆様が科学技術をより身近に感じ、科学技術政策について理解を深めていただく上での一助となることを期待いたします。

平成18年6月


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