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第3節■心豊かな社会の構築に資する科学技術

要旨
 少子高齢社会では平均寿命が伸び、また、科学技術の進展により健康寿命(生活と健康の質を考慮して心身ともに健康で自立している期間)を伸ばすことができれば、長い人生を健康で豊かに暮らせる社会となることが期待される。さらに、「これからは心の豊かさやゆとりのある生活をすることに重きをおきたい」という人の割合が多くなってきている。心の豊かさを実感する対象は人によってその内容が異なるが、文化芸術・スポーツ・知的探究心の比重が大きいのは言うまでもない。文化芸術活動、スポーツへの参加・観戦、知的探究を通じて感動を実感できる「心豊かな社会」の実現に向けて貢献していくことは、今後の科学技術に求められる役割の一つである。

1.心の豊かさの実現に資する科学技術

 少子高齢社会では平均寿命が伸び、また、科学技術の進展により健康寿命(生活と健康の質を考慮して心身ともに健康で自立している期間)を伸ばすことができれば、長い人生を健康で豊かに暮らせる社会となることが期待される。さらに、「物質的にある程度豊かになったので、これからは心の豊かさやゆとりのある生活をすることに重きをおきたい」という人の割合が多くなってきている。今後、健康寿命の伸長と年間労働時間の減少により可処分時間(自由に活動できる時間)がますます増大し、仕事以外の知的・創造的活動を通じて心の豊かさを実感する機会が増えてくることも予想される。また、今後の科学技術の発展は、物質的な豊かさだけでなく、心の豊かさも実現するべきものであるとする割合が8割に達しており、今後の科学技術は、心の豊かさにも貢献していく必要がある(第1-2-39図、40図、41表)。

 心の豊かさを実感する対象は人によってその内容が異なるが、文化芸術・スポーツ・知的探究心の比重が大きいのは言うまでもない。文化芸術活動、スポーツへの参加・観戦、知的探究を通じて、感動を実感できる「心豊かな社会」の実現に向けて貢献していくことは、今後の科学技術に求められる役割の一つである。

 以下、人々が新鮮な感動と心の豊かさやゆとりを享受するために貢献する科学技術として、

文化財の保存・活用、芸術の創造に資する科学技術
スポーツ活動に資する科学技術
知的探究心にこたえ、知的価値を創造する科学技術

について述べる。

第1-2-39図人々の求める豊かさの変遷

第1-2-40図科学技術の発展は心の豊かさも実現するものであるべき

第1-2-41表可処分時間の増大

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