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第3部   科学技術の振興に関して講じた施策
第4章  科学技術活動の国際化の推進
1.  主体的な国際協力活動の展開


 科学技術は,人類が共有し得る知的財産を生み出すとともに,地球環境問題,エネルギー・資源問題などの地球規模の諸問題の解決,産業経済の振興に資するものである。このような科学技術活動を国際的に積極的に展開することは,我が国の国際社会における役割を積極的に果たすとともに,我が国における科学技術の一層の発展に資するために重要である。特に地球規模の諸問題への対応といった課題については,サミット等多国間の枠組みを活用して取り組んでいる。また,欧米諸国との間の協力は,双方のポテンシャルが近接していること等を踏まえ,分担や補完をしつつ効果的に進められている。また発展途上国は,その抱える人口の多さや保有する資源の豊かさなどから国際社会で占める重要性は大きい。地球規模の諸問題への取組をはじめとして,世界全体ひいては我が国の安定と繁栄を効果的に達成する上で,これらの国が十分に参画できる状況を整備することが不可欠である。したがって,科学技術を通じた協力を推進することにより,発展途上国における自主的・持続的経済発展の基盤となる人的資源・インフラの強化を図ることが重要であるが,このことは我が国における科学技術の一層の推進にも資するものである。このため,アジア太平洋地域に位置する我が国の国際社会における立場を踏まえつつ,相手国の国情,ニーズ及びポテンシャルに応じたきめ細やかな二国間協力を行っていくとともに,アジア太平洋経済協力(APEC)等の多国間の枠組みを通じた協力を推進している。


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