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第3部   科学技術の振興に関して講じた施策
第2章  科学技術の重点化戦略
第1節  基礎研究の推進


 研究者の自由な発想に基づき,新しい法則・原理の発見,独創的な理論の構築,未知の現象の予測・発見などを目指す基礎研究は,人類の知的資産の拡充に貢献し,同時に,世界最高水準の研究成果や経済を支える革新的技術などのブレークスルーをもたらすものである。また,基礎研究の成果は,必ずしも直ちに実用化につながるものではなく,人類共有の財産として蓄積されていくものであることから,基礎研究は幅広く,着実に,かつ持続的に推進する必要がある。

 基礎研究の推進に当たっては,その研究が集団よりはむしろ個人の才能に依存することに配慮し,個々の研究者が自由な発想により,創造性豊かな研究を遂行できるように支援する必要がある。また,専門分野の異なる研究者が分野を越えて交流し,その中から新しい発想を生み出すことができるよう,分野横断的な研究も積極的に振興する必要がある。このため,組織的・国際的に推進を図る必要がある分野,知のフロンティア拡大のために大型の施設整備を必要とする分野については,世界的な研究動向や我が国の現状を考慮しつつ研究の積極的な推進を図っている。また,文化の発展,文明の構築にも貢献する学術研究の中心的な担い手である大学等においては,そのシステム全体として研究活動と教育活動が一体不可分のものとして総合的に展開されている。


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