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第1部   我が国の科学技術の創造力
第2章  我が国の科学技術システムの現状と課題
第4節  研究評価
2.  評価制度の課題


 評価制度の改善点としては,研究者のアンケートによると,評価視点の明確化や研究の性格・難易度に応じた評価の確立が比較的高い割合で指摘されている( 第1-2-30図 )。

第1-2-30図 評価システムの改善策

 このため,評価を実施するに当たっては,評価の公正さ,透明性を確保するため,客観性の高い評価指標や外部評価を積極的に活用するとともに,国際的な視点で見た新規性・革新性を重視し,質を重視した評価が重要となる。また,評価を実施する者は被評価者に対し,評価手法・基準等の周知,評価内容の開示等を徹底する必要があると同時に,研究課題・分野によって柔軟な対応が求められる。

 なお,平成13年3月に閣議決定された第2期科学技術基本計画においては,競争的な研究開発環境の実現と効果的・効率的な資源配分に向けて,「評価における公正さと透明性の確保」,「評価結果の資源配分への反映」及び「評価に必要な資源の確保と評価体制の整備」に重点をおいて,改革を進めることとしており,今後はこれに沿って,大綱的指針が改定されることとなる。

 さらに,平成13年1月の省庁再編後に全政府的に政策評価制度や独立行政法人の評価が実施されており,これらの状況に対応して,従来の研究開発評価について,一層の改善・充実が必要である。


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