ここからサイトの主なメニューです
前(節)へ  次(節)へ
第1部   我が国の科学技術の創造力
第2章  我が国の科学技術システムの現状と課題
第3節  研究基盤
2.  研究支援者及び研究支援サービス


 研究支援者は,検査分析支援,機器メンテナンス支援,システムエンジニア等,技術的支援のほか,会計処理,庶務業務などの事務的な支援等を行い,研究業務の効率化,研究者の活性化,研究成果の活用に大きく貢献するなど,研究業務に重要な役割を果たしており,魅力的な研究環境を整備する上で重要な要素である( 第1-2-29図 )。我が国では,研究者1人当たりの研究支援者が主要国の半分以下の水準となっており( 第2-2-17図 参照),年々更に減少の傾向にある。また,国研及び国立大学・大学共同利用機関等の研究支援者数は近年わずかながらも増加しているものの,その伸びは停滞している。第2期科学技術基本計画においては,研究支援について労働者派遣事業の活用や専門的業務の外部化等アウトソーシングが可能なものは積極的に活用し,研究の効率化を図ることとしているが,国立試験研究機関等においては多くが予算措置の困難さを理由に,人材派遣に比較しコストが低いアルバイト,パートタイマーに多くの担い手を求めているのが現状である。今後更なる研究支援の充実を図るためには,競争的資金の獲得により得た間接経費を用いるなどして積極的に研究支援サービスの活用を推進する一方で,我が国の科学技術システムの新たな発展段階の一つとして,より利用しやすい研究支援サービスの育成を促進していくことが必要である。

第1-2-29図 魅力的な研究環境の整備のために早急に整備すべきもの


前(節)へ  次(節)へ

ページの先頭へ   文部科学省ホームページのトップへ