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第1部   21世紀を迎えるに当たって
第3章  21世紀における科学技術と社会の関係
第1節  科学技術が社会に果たす役割


 20世紀の人類社会の発展は,大量生産・大量消費に立脚したモノ社会を背景とするものであり,再生不能な資源を大量に消費し,生態系や環境への打撃が大きい生産活動を繰り返すことで発展してきた。そのような人間活動に伴う負の側面の蓄積は,20世紀の終盤に拡大し,我々の生活を脅かし始めるまでに至った。 第1章 で見てきたように,地球全体に及ぶ環境の悪化や資源の枯渇の問題を解決することは人類にとって逃れることのできない喫緊の課題である。人類が21世紀に持続的に発展していくためには,省エネ・省資源・リサイクル化の徹底等により,地球への負荷の少ない循環型社会の構築を図っていくことが迫られている。その他にも,我々を取り巻く環境は,大きく変わっていくことが予想される。そこでは,これまで我々が蓄積してきた知識体系では対処しきれない課題が生じることも考えられる。人類は,科学技術のさらなる発展を図ることにより,新たな知の構築ができる社会を,実現させていくことが求められている。


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