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第2部   海外及び我が国の科学技術活動の状況
第3章  研究成果関連の動向
第4節  ハイテク産業


 ハイテク産業( 注16 )は研究開発に多くの投資を必要とし,その製品製造過程においても高度な技術を要する。このことから,ハイテク製品の輸出額等は科学技術を駆使した産業の国際競争力の一つの側面を表す指標として見ることができる。そこで,OECDのデータをもとにハイテク産業の輸出額シェア及び貿易収支の各国比較を見てみる。


(注16)OECDでは製造額に対する研究開発費の割合を産業別に計算し,その値の大きい6産業(航空・宇宙,事務機器・電子計算機,通信機器,医薬品,精密機器,電気機械)をハイテク産業と定義している。

(主要国のハイテク産業の輸出額シェア動向)

 OECD諸国における1994年(平成6年)のハイテク産業輸出額の国別シェアを見てみると,米国が最も高く,以下,日本,ドイツ,イギリス,フランスと続いている( 第2-3-25図 )。

第2-3-25図 OECD諸国におけるハイテク産業輸出額の国別シェアの推移

 OECD諸国における1994年(平成6年)のハイテク産業別輸出額シェアを見てみると,通信機器,精密機械,電気機械で日本のシェアが高く,事務機器・電子計算機,航空・宇宙は米国,医薬品はドイツのシェアが高い( 第2-3-26図 )。

第2-3-26図 OECD諸国におけるハイテク産業別輸出額シェア(1994年(平成6年))

(主要国のハイテク産業の貿易収支動向)

 ハイテク産業の貿易収支比についてみると,1994年(平成6年)の我が国の貿易収支比は,他の主要国を大きく上回っている( 第2-3-27図 )。

第2-3-27図 ハイテク産業及び全製造業の貿易収支比(輸出/輸入)(1994年(平成6年))


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