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第1部   変革の時代において
第3章  どのような取組が重要か-変革の実現に向けた研究社会の取組強化-
第3節  「活かす」-研究成果の社会への還元-
1.  民間企業の産学官連携・交流への期待


 研究成果を社会の中で活かしていくために大きな役割を果たすのは民間企業である。

 「民間企業研究活動調査」によると,民間企業と大学・研究機関(国公立研究機関,特殊法人等)との連携の仕組みを活用している,あるいは今後活用する予定とする企業は87%に上る( 第1-3-40図 )。また,国内の他機関との研究協力を行う理由としては,大学に対しては「自社にない研究人材不足を補う」,「自社にない研究成果を求める」などが,国研等の研究機関に対しては,「自社にない研究施設,研究設備を求める」,「自社にない研究成果を求める」などが高い回答割合となっている( 第1-3-41図 )。

第1-3-40図 企業と大学・研究機関をつなぐ仕組みの活用状況

第1-3-41図 他機関との研究協力を行う理由

 先に見たとおり多くの民間企業は独創的な製品開発により消費者ニーズに対応していこうとしているが,この調査結果から,独創的な製品開発のため,企業は大学や研究機関の成果や能力に期待し,連携していこうとする姿が見てとれる。

 また,民間企業の科学技術基本計画への期待として最も回答が多かったのは「民間が行う研究開発活動への支援」であるが,次いで「産学官の共同研究等の推進に努め,研究成果の民間移転を促進する」,「国等の研究成果の情報を民間に円滑に提供する」となっており,産学官連携・交流や国の研究成果の民間への円滑な移転に対する企業の期待は大きい( 第1-3-42図 )。

第1-3-42図 国への要望・期待する施策


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