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第1部   変革の時代において


 我が国の経済社会は,今大きな転換期を迎えている。経済のグローバル化とそれに伴う国際的な大競争時代の到来,少子高齢化の進行,高度情報通信社会の進展といった時代の大きな変化に対応して,我が国がより安定した発展を続けていくためには,社会の変革を図り,個々人が夢を実現するために創造性とチャレンジ精神を存分に発揮できる社会,内外の様々な変動に機敏かつ柔軟に対応できる社会,豊かな自然を大切に守り伸ばしていけるような社会を実現していくことが求められている。こうした社会の変革を生み出していくためには,我が国の経済社会システムの抜本的な構造改革が必要となっており,このため政府では,経済構造改革をはじめ,行政,財政,社会保障,金融システム及び教育の6つの改革を推進しているところである。

 一方,地球環境問題,食料問題,エネルギー問題など人類は,その生存の危機ともいえる地球規模の課題に直面しており,これらの問題の解決を図り強固な人類生存基盤の確保に向け,我が国は,経済社会システムの改革も含め積極的な対応を図っていくことが必要となっている。

 第1部では,このように社会全体として大きな変革の実現に向けた真剣かつ積極的な行動が求められている時代を「変革の時代」として捉え,変革の時代において,科学技術面ではどのような対応が重要となっているかとの観点から考察する。


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