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第3部   科学技術の振興に関して講じた施策
第2章  総合的かつ計画的な施策の展開
第7節  科学技術に関する学習の振興及び理解の増進と関心の喚起
1.  学校教育における理科教育・技術教育の充実


 我が国のこれまでの社会経済の発展は,科学技術に支えられてきたところが大きく,その中で理科教育及び技術教育の果たす役割は極めて大きなものがあり,その一層の充実に努める必要がある。

 理科教育については,文部省において,観察・実験を通して自然に対する科学的な見方や考え方,関心・態度などを育成することを重視する観点から内容の改善を図ってきた。現行の学習指導要領においても,観察・実験を一層重視するとともに,主体的な探求活動,問題解決的な学習が充実するよう,小・中・高等学校を通じてその改善を図った。このため,文部省では,学習指導要領の趣旨の実現を図るため,講習会の開催や指導資料の刊行に加え,理科教育設備基準を改訂し,実験用機器の計画的な整備・充実を進めている。

 また,技術教育についても,実践的・体験的な学習の一層の充実を図るとともに,産業教育の進展等に伴う教育内容の変化に対応した高等学校実験・実習の施設・設備の整備を図るため,産業教育施設・設備の基準を改訂し,先端的で高度な情報機器,先端技術装置等を備えた産業教育共同利用施設の整備や産業教育施設・設備の計画的な整備・充実を進めている。

 さらに,平成8年度から,先端的な科学技術等に触れ,理科への興味・関心を高める方策等について実践研究を行うモデル地域を新たに指定するとともに,地方において教育研修の中核となる教育センターに対して,新しい理科教育設備基準に基づいた理科教育設備を整備している。また,児童・生徒の科学的な体験学習活動を促進するための科学学習センターの整備を進めている。

 また,教員免許状を必要としない特別非常勤講師を公立中学校に配置して,児童・生徒が研究者や技術者等に触れる機会の拡充を図っている。


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