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第3部   我が国の科学技術政策の展開
第2章  科学技術会議
2.  重要研究開発分野の基本計画等
(2)  諮問第19号「ソフト系科学技術に関する研究開発基本計画について」に対する答申(1992年12月2日)


複雑化・高度化した社会において人間の知的行動の支援が求められ,また,モノ重視の大量生産・消費社会から脱皮し,ゆとりや豊かさを実感できる質の高い生活の実現が求められている現在,科学技術のあり方は大きな転換期を迎えており,「人間や社会」の観点の重視が必須となっている。

このような状況を踏まえ,1991年1月,内閣総理大臣は,科学技術会議に対して,諮問第19号「ソフト系科学技術に関する研究開発基本計画について」を諮問した。これを受け,科学技術会議では自然科学から人文・社会科学にわたる広範な領域の有識者を結集したソフト系科学技術部会を設置し,今後10年程度を展望しつつ審議を進め,約2年間の審議の後,1992年12月2日に同諮問に対する答申を行った。また,これを基に,1993年1月,「ソフト系科学技術に関する研究開発基本計画」が策定された(内閣総理大臣決定)。

同答申においては,ソフト系科学技術に関する研究開発は,自然科学と人文・社会科学の知見,手法等をともに必要とすることが多く,また,この分野が比較的新しい科学技術であることから,基礎理論及び研究開発の方法論の確立,研究開発の計画的推進,自然科学分野と人文・社会科学分野の総合的な研究交流,科学技術と社会のコミュニケーションの確保,国際交流の推進,研究を促進する周辺環境整備について重視しつつ研究開発を推進することを提言している。


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