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第2部   我が国の科学技術活動の状況
第1章  民間企業の研究開発の動向

我が国の民間企業の研究開発活動を取りまく環境は,バブル崩壊に伴う景気低迷の長期化,円高の進行等非常に厳しい状況が続いている。

こうした厳しい環境のなかで,民間企業は,経費の節減,事業の再構築(リストラクチャリング)に取り組んでいる。このような状況において,1992年度の民間企業の研究費は使用研究費及び負担研究費ともに,総務庁科学技術研究調査の開始以来初めて,前年度からの減少を記録した。

我が国の会社等の使用研究費の総額9兆5607億円のうち,会社等の自己資金と他の会社からの資金を合わせた会社等の負担が9兆4285億円と全体の98.6%を占めており,負担研究費の減少がそのまま使用研究費の減少に結びついているといえる。

民間企業の使用研究費の減少は,その研究開発活動の縮小等につながるおそれも考えられ,我が国の研究開発活動の中で民間企業が大きな役割を担っている現状からも,注目すべきことと考えられる。

本章においては,このような民間企業の研究開発支出の減少についいて分析を行うとともに,民間企業の研究開発活動への取り組みの現状を分析する。


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