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  はしがき

科学技術は,社会や経済発展の原動力として歴史の中で大きな役割を果たしてきました。これからも,深刻さを増しつつある地球環境問題や,わが国における人口構成の高齢化・少子化など,私たちが直面しつつあるさまざまな問題を解決していく鍵として,科学技術には重要な役割が期待されています。

ところが,その科学技術から今若者の気持ちが離れつつあると指摘されています。

私たちの社会は,高度の科学技術の上に成り立っています。そのような社会を健全に運営していくためには,今後も優秀な科学者,技術者が多数輩出されるべきことはもちろんですが,社会を構成する私たち自らも,基本的な素養として科学技術について的確に論じることのできる力を持つことが求められています。

いわゆる若者の科学技術離れ現象は,このような観点からみて,極めて憂慮すべき問題であると考えています。

本年の白書は,若者と科学技術をテーマとして,若者の科学技術離れといわれる現象の状況,懸念される影響,背景等について分析しています。

若者と科学技術の関わりについて,この白書が幅広い議論のための素材を提供し,国民各層の間で対応策についての議論が深まっていくことを期待します。

平成5年12月    江田    五月   国務大臣   科学技術庁長官


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