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第2部   海外及び我が国の科学技術活動の状況
第2章  研究人材
4.  学位取得者数の動向


主要国においては若齢人口が減少する中,研究者の確保,養成には各国とも関心をよせている。特に研究者になる割合が高いと考えられる修士及び博士の学位取得者数は注目されよう。

学位は,国の文化,学位制度により様相も異なり,またその取得者,数も産業構造,学齢人口,高学歴化等種々の社会的要因により推移し,一律の比較はできないが,ここでは主要国における自然科学系の修士,博士等の学位取得者数の特色をみてみる。

米国の学位取得者数は他の主要国を引き離して多く,我が国の約4倍である。10年前との比較では工学の割合が増加し,理学が減少した。我が国は米国に次いで学位取得者数が多く,工学の比率が高いのが特色となっている。ドイツ,フランス及びイギリスの学位取得者数はほぼ同数であり,ドイツ及びフランスは保健の比率が高く,イギリスは理学の比率が高いことが特色となっている( 第2-2-17図 )。

我が国の学位(修士,博士)取得者数は,近年増加傾向にあり,昭和59年度には修士13,791人,博士7,214人であったものが5年後の平成元年度にはそれぞれ18,617人(35.0%増),9,468人(31.2%増)となっている。修士では工学が,博士では保健の伸びが大きい( 第2-2-18図 )。

第2-2-17図 主要国の学位取得者数

第2-2-18図 我が国の学位取得者数の推移


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