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第2部   海外及び我が国の科学技術活動の状況
第2章  研究人材
2.  研究者一人当たりの研究費


研究者一人当たりの研究費も研究者以外の研究を補佐する者の人数の違いなど研究体制の相違等から単純な比較は困難であるが,主要国における研究者一人当たりの研究費(人件費を含む。)をみると,日本は2,334万円(1990年度,自然科学のみでは2,496万円),米国2,945万円(88年度),ドイツ3,021万円(87年度),フランス3,260万円(89年度),イギリス3,146万円(89年度)となっている( 第2-2-11図 )。

第2-2-11図 主要国の研究者一人当たりの研究費

我が国の研究者一人当たりの研究費を組織別にみると,平成2年度には研究機関が3,905万円で最も高く,次いで会社等2,952万円,大学等1,048万円の順になっている。我が国の研究者一人当たりの実質研究費は,昭和40年代後半は石油危機後の大幅な物価上昇もあり減少傾向を示したものの,50年代に入り漸増傾向に転じ,平成2年度には2,307万円(昭和60年度を基準)となった( 第2-2-12図 )。

第2-2-12図 研究者一人当たりの研究費の推移

会社等の研究者一人当たりの研究費を産業別にみると,運輸・通信・公益業が6,925万円で最も高く,次いで鉱業4,369万円,農林水産業4,317万円,製造業2,883万円となっている。製造業のなかでは,鉄鋼業5,109万円,輸送用機械工業5,092万円,石油製品・石炭製品工業4,601万円などが高い業種となっている( 第2-2-6図 )。

研究機関では,特殊法人の1億2,287万円が最も高く,次いで民営5,134万円,国営3,014万円,公営1,843万円となっている。

大学等の研究者一人当たりの研究費は1,048万円であるが,大学等の研究活動の中心である教員のみに限定すると,一人当たりの研究費は,大学等全体では1,710万円であり,国立1,827万円,公立1,618万円,私立1,588万円となっている。


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