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第1部   科学技術の地域展開
第2章  地域と共に発展する科学技術
第8節  今後の課題
3.  研究交流の促進


研究者が優れた研究成果を得るためには,常に新しい触発を受けるとともに,様々な情報の交換を行っていくことが必要である。その意味で,共同研究,情報交換,各種シンポジウムやセミナーの開催,学会開催などの研究交流は,研究者にとって極めて有意義である。国では近年,研究交流の促進を重要な柱として研究交流促進法の制定等各種施策を講じてきたところであり,これを契機に,国立試験研究機関等の活性化や民間との交流も進んできているところであるが,地域における研究拠点でも積極的な研究交流の促進が望まれる。

特に,地域にあっては,すでに述べたように近年国の研究拠点や大学の新設が増えており,地域の研究拠点と筑波・首都圏の研究拠点との交流から,地域内の研究拠点同士での交流を進める機会が増えている。地域内の研究交流は,当該地域の活性化を図る意味でも望ましいものと考える。地域においては,公設試験研究機関のほかに,新たに設置された第三セクターや大学でも地域における研究交流の促進の努力が積極的に図られている。特に研究交流を目的とした第三セクターが近年地域で顕著に増えておりその活用が期待される。

一方,国においても,地域に設置されている国立試験研究機関等が交流促進に当たって地域の要請を踏まえつつ積極的役割を果たすよう努めるとともに,筑波・東京圏等の国立試験研究機関等との交流を進めるための機会も醸成するよう努めることが必要である。また,こうした参加の機会を的確に提供するための情報提供が必要である。


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