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第1部   科学技術の地域展開
第2章  地域と共に発展する科学技術
第8節  今後の課題
2.  研究環境・生活環境の整備


東京圏とそれ以外の地域においては研究関係の基盤整備にかなりの違いがあるとされている。研究機関の研究者が能力を十分に発揮するためには,研究を行うに当たって必要な資材等が十分揃っている等の設備的な条件が整備されていることに加え,研究の触発の機会の豊富なごとなどのソフト的な条件の整備されていることが重要である。

特に近年,優れた研究を実施するためにはそれにふさわしい研究環境が必要なことが強く指摘されている。具体的な研究環境としては各種の先端的設備の整備,研究支援機能の整備,優秀な指導者の存在,各種の交流の機会の付与,更には情報ギャップが首都圏と地域とでは大きいことから適切な情報を提供する方策が重要である。また,生活環境の整備も重要である。住宅,交通,医療,流通,教育な,どの生活上不可欠な環境のみならず,趣味,文化などの知的な環境やコミュニティの形成などを含めて総合的生活環境の整備が望まれる。

なお,国においては既に述べたように大型先端研究施設等の整備,情報ネットワークなどの研究インフラの整備等を進めているが,これらの地域への展開に当たっては地域における利用を十分配慮したものにしていくことが必要である。また地域の独自のネットワークとの接続などについても十分配慮することが必要である。


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