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第1部   科学技術の地域展開
第2章  地域と共に発展する科学技術
第7節  地域における科学技術推進上の問題点


地域において科学技術が推進され,その成果が住民に還元されていくには多くの条件が整うことが必要である。我が国では,筑波研究学園都市を始めとして,政策的に研究機能の集積を図りその効果を最大とするような努力が払われてきた。このような経験を踏まえれば,まず十分な研究拠点が集積すること,そしてそれら集積した研究拠点を中心に研究交流が図られることが,成果を生み出すうえで重要と考えられる。

近年,地域で科学技術施策が講じられているが,研究拠点の集積がまだ十分でない地域や,また研究拠点の集積が進んでも研究交流などの面で集積効果のみられない地域がある。さらに,近年科学技術推進の担い手となる科学技術系人材の不足が憂慮されているが,地域にあっては一層研究人材の不足が深刻な問題となっている。

これらについては既にいくつかの調査により具体的に問題点として摘出されているところであり,地域における科学技術の推進による効果を得るためには,これらの問題点の原因となっている障害を除去していくことが重要な課題である。以下,これらの問題点について分析を行ってみることとする。


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